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宗像産アナゴを存分に味わえる「宗像あなごちゃん祭り」

更新日:2022年10月20日

県内トップの水揚げ量を誇る宗像産の天然アナゴ。そのほとんどが水揚げされる鐘崎漁港では、天然アナゴを活魚水槽で生かし、出荷する直前に加工している。今、産地ならではの鮮度を生かした自慢のアナゴを存分に味わえる「宗像あなごちゃん祭り2022」を実施。料理人が趣向を凝らしたあなご料理の数々をぜひご賞味あれ。

あなごちゃん祭り特集1

宗像あなごちゃんまつり2022ホームページ
https://genkai-mon.jp/home/anago/


手入れの行き届いた庭を眺めながら
こだわりの土鍋ごはんを

宗像市葉山から2018年に移転した『和ごころ』。海の近くへ店を構えたことで、自然と魚を使った料理が増えたという。野菜も米も宗像周辺で育ったものばかり。隅々まで手入れされた美しい庭を眺めながら、名物の土鍋ごはんをはじめとする和食が堪能できる。

和ごころ1和ごころ2

1人一台炊きたてで提供する天然アナゴを使った土鍋ごはんや選べるメイン料理など、盛りだくさんの『宗像穴子御膳』(2530円)。フェアが始まるのを毎年楽しみにしている客もいるほどの人気メニュー。ランチのみの提供だが、夜は5500円~コースならアナゴの土鍋ごはんを選ぶことができる。

和ごころ3和ごころ4

和食一筋の料理人・山口和洋さんは、高級旅館をはじめ和食店で修業を積み、2015年に独立。「フェアに参加するまでアナゴは提供していませんでしたが、試してみると臭みが一切なく、脂のノリも抜群でした」と、太鼓判を押す。

和ごころ5和ごころ6

場所は「道の駅むなかた」のすぐ近く。しっかりお腹を満たして、買い物も思いっきり楽しもう。

和ごころ7

和ごころ

[住所]宗像市江口534-3
[電話]0940-62-6962
[営業]11時から15時(OS:14時)/18時からOS21時(夜は完全予約制)
[定休]月曜(祝日の場合営業)、その他不定


老舗旅館が誇る
あなご尽くしの豪華御膳

2022年3月にリニューアルしたばかりの『玄海旅館』。創業100年以上の老舗の風情を残しつつ、和モダンなテイストに生まれ変わった。新たにオープンした食事処『魚匠玄海』は、宿泊客以外も受け入れている。目の前には玄界灘が広がり、地島や大島も見渡すことができる。

玄海旅館1玄海旅館2

フェア限定メニューは『あなごづくし御膳』(4000円)。皮を炙った刺身や湯引き、土瓶蒸し、天ぷら、白焼き、せいろ蒸しなど、デザート以外はすべてアナゴを使用するという、まさにあなご尽くし。宗像が誇る天然アナゴを心ゆくまで味わいたい人にぴったりだ。
注:3日前までに要予約。提供は2名~

 玄海旅館3玄海旅館4

リノベーションされた客室は、全室バルコニー付きのオーシャンビュー。すべての部屋が洗練された雰囲気で、老舗旅館の新たな時代の幕開けを感じさせる。毎年10月1日に行われる宗像大社秋季大祭の海上神幸「みあれ祭」の船団は、客室のすぐ前を通っていくそうだ。

 玄海旅館5玄海旅館6

目の前に広がるビーチでは、海水浴も楽しめる。ロビーからは歩いてたったの10秒。波が穏やかで遠浅だから、小さな子ども連れのファミリーが遊ぶ姿も。ランチは2000円~で、老舗旅館の味が楽しめる。


玄海旅館7

玄海旅館

[住所]宗像市神湊485-7
[電話]0940-62-0001
[営業]11時から14時30分(OS14時)/17時30分から21時30分(OS20時30分)(夜は要予約)
[定休]火曜、第2月曜
http://genkai-ryokan.com

天然アナゴをもっと気軽に味わいたいなら
宗像のご当地うどん店で

宗像っ子のソウルフードとしておなじみの『英ちゃんうどん』は、創業50年以上の老舗。本店は北九州から福岡方面に向かう3号線沿いにあり、大きな看板が目印。店内も駐車場もとにかく広く、大勢の客を迎え入れてくれる。

 英ちゃんうどん1英ちゃんうどん2

『冷やしあなご天うどん』(820円)は、天然アナゴの天ぷら一本をのせた豪快な一杯。サクサクの衣とふんわりとしたアナゴの食感の組み合わせがたまらない。手打ち、手切りにこだわる麺にぶっかけ用のだしをかけてツルっと食べられる、暑い時期にぴったりなうどん。


英ちゃんうどん3英ちゃんうどん4

地元の素材を使ったうどんは他にも。毎年、宗像大社を通じて皇室に献上される地島のワカメを使った『わかめうどん』(520円)は、香り高く、シャキシャキの歯ごたえが絶品のワカメがたっぷり。玄界灘と響灘のぶつかる荒波と日射しを浴びてたくましく育つワカメもぜひ味わってほしい。


英ちゃんうどん5英ちゃんうどん6

『冷やしあなご天うどん』(820円)や『あなご丼』(900円)は、同じく宗像市内にある村山田店でも味わえる。「宗像あなごちゃん祭り2022」の参加店の中でも、『英ちゃんうどん』のリーズナブルさは最安クラス。まずはここで宗像産の天然アナゴのおいしさを確かめて、気になるお店に出掛けてみるのもオススメだ。


英ちゃんうどん7

英ちゃんうどん 本店

[住所]宗像市大字徳重845
[電話]0940-32-6244
[営業]8時から22時
[定休]1月1日、2日
注:英ちゃんうどん 村山田店
宗像市村山田644-3/電話0940-36-3843



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