更新日:2023年07月06日
宗像市葉山から2018年に移転した『和ごころ』。海の近くへ店を構えたことで、自然と魚を使った料理が増えたという。野菜も米も宗像周辺で育ったものばかり。隅々まで手入れされた美しい庭を眺めながら、名物の土鍋ごはんをはじめとする和食が堪能できる。
1人一台炊きたてで提供する天然アナゴを使った土鍋ごはんや選べるメイン料理など、盛りだくさんの『宗像穴子御膳』(2,650円~)。フェアが始まるのを毎年楽しみにしている客もいるほどの人気メニュー。ランチのみの提供だが、夜は7,700円~コースならアナゴの土鍋ごはんを選ぶことができる。
和食一筋の料理人・山口和洋さんは、高級旅館をはじめ和食店で修業を積み、2015年に独立。「フェアに参加するまでアナゴは提供していませんでしたが、試してみると臭みが一切なく、脂のノリも抜群でした」と、太鼓判を押す。
場所は「道の駅むなかた」のすぐ近く。しっかりお腹を満たして、買い物も思いっきり楽しもう。
[住所]宗像市江口534-3
[電話]0940-62-6962
[営業]11時から15時(OS:14時)/18時からOS21時(夜は完全予約制)
[定休]月曜(祝日の場合営業)、その他不定
宗像っ子のソウルフードとしておなじみの『英ちゃんうどん』は、創業50年以上の老舗。本店は北九州から福岡方面に向かう3号線沿いにあり、大きな看板が目印。店内も駐車場もとにかく広く、大勢の客を迎え入れてくれる。
『冷やしぶっかけあなごうどん』(850円)は、天然アナゴの天ぷら一本をのせた豪快な一杯。サクサクの衣とふんわりとしたアナゴの食感の組み合わせがたまらない。手打ち、手切りにこだわる麺にぶっかけ用のだしをかけてツルっと食べられる、暑い時期にぴったりなうどん。
地元の素材を使ったうどんは他にも。毎年、宗像大社を通じて皇室に献上される地島のワカメを使った『わかめうどん』(520円)は、香り高く、シャキシャキの歯ごたえが絶品のワカメがたっぷり。玄界灘と響灘のぶつかる荒波と日射しを浴びてたくましく育つワカメもぜひ味わってほしい。
『冷やしぶっかけあなごうどん』(850円)や『あなご天丼』(920円)は、同じく宗像市内にある村山田店でも味わえる。「宗像あなごちゃん祭り2023」の参加店の中でも、『英ちゃんうどん』のリーズナブルさは最安クラス。まずはここで宗像産の天然アナゴのおいしさを確かめて、気になるお店に出掛けてみるのもオススメだ。
[住所]宗像市大字徳重845
[電話]0940-32-6244
[営業]8時から22時
[定休]1月1日、2日